新選組

『新選組』(しんせんぐみ)とは、将軍の上洛警護のために募集された幕府浪士組のうち、江戸帰還に反対して京都に残留した者たちにより結成された組織である。京都の治安維持のために結成され、朱に『誠』の文字の旗、浅葱色に袖口を山形の模様を染め抜いた羽織が特徴である。近藤勇、土方歳三を中心とする第一次の「壬生浪士組」(みぶろうしぐみ)は、36人余の集団であった。不逞行為の取り締まりと市中警護を任されたが、「八月十八日の政変」(はちがつじゅうはちにちのせいへん)に出動しその働きを認められると、新たな隊名『新選組』を拝命するのであった。翌年1864年の「池田屋事件」を未然に防ぎ、朝廷・幕府からその働きを認められ、第二次の隊士募集を行うと、200人を超す集団となったのである。1867年大政奉還後、旧幕府軍と戦うも新政府軍に敗北。その後も負け戦が続き、組から離れるものも現れ、再起を図るも近藤勇が新政府軍に捕われ処刑され、沖田総司も持病であった肺結核で死亡するなどし、『新選組』は幕を閉じた。結成からわずか6年の出来事であった。