土方 歳三

『土方 歳三』(ひじかた としぞう)とは、幕末の剣客で「新選組」の副長である。1835年、武蔵国多摩郡石田村で、豪農の家に生まれる。両親が早くに亡くなったため、次兄の喜六夫妻に育てられる。11歳の頃、呉服屋「松坂屋」に奉公に出されるが番頭と喧嘩をし、九里(36キロ)の道を歩いて帰ってきたり、17歳で松坂屋上野店の支店に入ったが、女性問題で辞めるなど、問題児であった。その後、天然理心流に入門し、近藤勇達と共に浪士組に応募して京都へ出立した。そして壬生浪士組の活躍が認められ新選組が発足する。局長は近藤勇で、土方はその右腕として副長の地位に就いた。1867年、幕臣に取り立てられるが徳川慶喜が征夷大将軍を辞し幕府は事実上崩壊。近藤と共に「新選組」再起を図ろうとしたが、新政府軍に包囲される。五稜郭を無血開城、松前城攻略するも新政府軍による総攻撃が始まり、一人敵地に飛び込んだ土方は腹部に銃弾を受けて戦死した。享年35歳であった。